バージョン管理
Wienerはデータ行単位でバージョンを管理し、Unity Converterで指定した値以下の行だけを出力できます。
仕組み
- settings YAMLの
version_excel_nameに、表入力で使うバージョン列名を設定する - 対象のExcelまたはGoogle Sheetsに、その列を追加する
- Unity Converterの
Versionに符号なし整数(uint)を入力する - 指定値以下の行だけが出力される
Versionを空欄にすると、バージョンによる絞り込みを行いません。
設定
Setting Editorで version_excel_name を有効にし、列名を指定します。YAMLでは次の形式です。
version_excel_name: "master_version"
バージョン管理が不要な表には、対象列を追加する必要はありません。
表入力の例
| master_version | id | name | value |
|---|---|---|---|
| 100 | 1 | お米 | 200 |
| 101 | 2 | パン | 400 |
| 102 | 3 | 小麦粉 | 600 |
| 103 | 4 | ソース | -800 |
Unity ConverterでVersionに 101 を指定すると、バージョン100と101の行が出力され、102以降は除外されます。
ユースケース
未公開データを出力から除外する
開発中のデータへ、現在のリリースより高いバージョン番号を設定します。
| データ | master_version |
|---|---|
| 通常アイテムA | 100 |
| 通常アイテムB | 100 |
| 未公開キャラクター | 999 |
本番用の変換でVersionに100を指定すると、未公開キャラクターを出力から除外できます。
段階的にデータを公開する
次回以降に使用する行を先に表へ追加し、リリースごとにConverterのVersionを上げます。変換後のバイナリがどのVersionで作られたかは、ビルド手順側でも記録してください。
セキュリティ境界
Versionによる除外は公開対象を選ぶ仕組みであり、アクセス制御や暗号化ではありません。秘密情報を表へ保存しないでください。
Standalone版
CLIの -version 指定はComing SoonのStandalone版に属します。現在販売中のUnity Asset版では、Unity ConverterのVersion入力を使用してください。